丸線バンドリア端子・バンドリアピン
ファインネクスでは、本製品の製造・販売を行っています。月産10,000本から数億本まで対応しています。バンドリアに使用する端子・ピンが、標準形状&標準寸法仕様(先端シボリ部、ツブシ部)の場合、新たに設備費負担や金型費等の負担をいただく必要はありません。(但しカスタム品対応の場合を除く)
- Snリフロー先めっき線仕様
- 片側Au、Suリフロー部分めっき仕様
参考規格
配列ピッチ2.0、2.54、3.0mm~
線径/適用形状のコーナーでご確認下さい
全長/別途ご相談
材質
黄銅、リン青銅、その他ご相談
主な用途
車載用コネクタ部品、民生用コネクタ部品、リレー部品など
製品の特長
端子をバンド(キャリア)に直に植付け、リール巻きにて納入いたします。個々のハウジングのピッチに合わせたバンド寸法を多様に選定ができ、お客様の組立て工程において、一括挿入できるピン数が増え、生産ラインのタクトがあがります。
また、バンドリアの特徴として下記の4つの利点があります。
① 端子自体の挿入方向を一定にすることができます。
② 裸線・先めっき線のバンドリア加工はもちろん、バンドリア後の後めっきも可能なため、部分めっきにて表面処理工程の材料費を抑えることもできます。Au部分めっき等のご提案も可能です。
③ プレス端子と比較して、初期の金型コストが大幅に削減できます。
④ 端子の4面にめっきを付けられます。
端子をバンド(キャリア)に直に値付けバンドリアピンにする
イメージ動画(下記)をご覧ください
Q&Aコーナー(バンドリア端子・バンドリアピン)
Q:圧造(鍛造)でどのような形状までバンド対応可能か?
A:各種形状での対応が可能です。詳細は、角線・平角線、丸線、プレスフィットの各コーナーにて適応形状をご提案中です。是非ご確認下さい。
Q:可能な端子ピン線径、長さ、ピッチは?
A:角線・平角線、丸線、プレスフィットの各コーナーにて適応形状の詳細説明コーナー等にてご提案中です。是非ご確認下さい。
Q:数量はどれくらい生産できるのか?
A:1万個~数億個/月で対応可能です。
Q:どのようなコストメリットがあるのか?
A:圧造品はプレス品と比較して材料屑が出ないという利点があります。
Q:バリ、ダレの発生はしないのか?
A:バリ、ダレの発生を抑えた加工には実績と信頼をいただいております。
Q:プレス部品からの切り替えを検討したいが、プレスピンと比較して精度は?
プレスピンと比較して金型費は安いのか?プレスピンと同等の形状は可能か?
A:「条材プレス加工と線材圧造ヘッダー加工の比較のページ」にてご確認下さい。
Q:梱包仕様は?
A:プラリール(一部ダンボールリール)での出荷対応となります。
Q:コネクタ・スイッチ等までの一貫生産対応提案等も可能か?
A:バンドリア端子・バンドリアピンより組立てまでの一貫生産対応可能です。
Q:めっき対応は可能か?
A:先めっき線(Snリフロー)仕様、後めっき(Au部分めっき)仕様でのご提案可能です。
丸線 バンドリア端子・バンドリアピン適応形状
丸線ストレート4面テーパ
丸線ストレート円錐テーパ
平つぶし入り円錐テーパ
耳出しつぶし入り円錐テーパ
十字つぶし入り円錐テーパ
中つば入り円錐テーパ
- ※詳しくは【おすすめ事例】もご参照ください。
- ※規格(線径、長さ、めっき)、材質等におきましては、別途ご相談にて対応させていただきます。
この製品は、冷間鍛造にて加工されます。冷間鍛造はプレス加工より金型費を低く抑えることができ、切削加工より加工単価を低く抑え大量生産が得意など、多くのメリットがあります。