環境管理について
ファインネクスグループでは、EMS運用により、環境パフォーマンス向上に向けて、環境マネージメントの継続的改善に、グループ全体で取り組んでいます。
ISO 14001
2008年8月に、環境マネージメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得いたしました。
2017年にISO14001：2015年版を取得しています。
| 適用規格 | ISO14001:2015／JIS Q 14001:2015 |
|---|---|
| 初回認証日 | 2008年8月12日 |
| 登録サイト | ファインネクス株式会社 本社工場、上条工場、 JMT工場、JMT南工場、 東京支店、大阪支店 |
環境方針
ファインネクスグループは、地球環境の保全、地球温暖化防止、循環型社会の形成を重要な課題として捉え、よりよい社会の実現に貢献します。
- 事業活動において環境に与える影響を適確に把握し、ＥＭＳに基づき活動します。
- 環境側面に適用される法令、条例を順守し、必要に応じ自主基準を設け順守します。
- 環境方針を達成するために環境目標を継続的に見直し、環境負荷の低減に向け活動します。
- 資源やエネルギーの消費削減、廃棄物削減に向けて見える化を行い、全社員で継続的に改善します。
紛争鉱物への対応
ファインネクスグループは、コンゴ民主共和国及びその周辺諸国から産出される紛争鉱物（金、スズ、タンタル、タングステン）の不使用を基本方針とし、紛争地域の武装勢力の資金源となる紛争鉱物を排除します。
当社のサプライヤーに対しても紛争鉱物を使用しない部材の調達を要請するとともに、紛争鉱物に関係する情報を収集し、上記方針を確実に実行していきます。
取り組み事例
環境配慮製品
当社は、グローバルに展開するものづくり企業として、製品を通じて世界中のお客さまからのご期待に応えると同時に、地球環境の保全と循環型社会の形成に繋がるように、環境に配慮した製品の開発、提供に努めています。製品生産時の環境負荷の抑制に努め、製品ライフサイクル全体での環境負荷低減を目指しています。当製品をお客様にご使用頂くことにより、お客様のＩＳＯ１４００１活動を支援し、環境負荷の低い社会の実現に努めています。
またお客様の製造コスト低減やエネルギー使用量低減によ るお客様の利益にもつながります。
環境負荷軽減に取り組む社内プロジェクト
２０１４年から取り組んでいる全社で使用するエネルギーコストを半減させる省エネ活動「ＥＬＥＣ５０プロジェクト」は、２０２０年度省エネ大賞 審査委員会特別賞を受賞しました。
太陽光発電、地下水を利用した氷蓄熱槽やヒートポンプの活用による空調、遮熱断熱施工、消費電力の見える化とエネルギーコスト低減の諸活動により、消費電力を５０％削減 するプロジェクトを推進すると同時に、無駄な コストの低減による企業競争力強化とお客様 への価値あるご提案を目指しています。
また２０２１年には、新たに日本政府の２０３０年までの温室効果ガスの削減目標「２０１３年度比で４６％減」に挑戦する社内プロジェクト「カーボンニュートラル４６（ＣＮ４６）」を立ち上げ、当社のＳＤＧｓ宣言に掲げる太陽光発電の効率アップなど、より地球環境にやさしい経営を目指していきます。
温度の一定な地下水の特性を利用して省エネを実現
2020年度 省エネ大賞受賞
当社の省エネ活動（ELEC50プロジェクト）が2020年度省エネ大賞にノミネートされ審査の結果、省エネ事例部門の「審査委員会特別賞」を受賞しました。
ELEC50プロジェクトは、会社全体のエネルギーコスト半減を目指す全社員で取り組んだ省エネ・創エネ活動です。
引き続き、当社では地球環境にやさしいものづくり工場を目指し、エネルギーコスト削減によって競争力があり社会貢献やお客様貢献につながるものづくりへ挑戦を続けて参ります。
エネルギー、材料ロスの少ない冷間鍛造加工製品の提案
ファインネクスのコア技術である冷間鍛造加工による金属加工技術は、加工時に材料ロスを発生させない加工技術です。
また加工時に熱をかけない冷間加工であるため、エネルギーの使用も抑えられます。
当社では、この冷間鍛造加工を通して地球環境にやさしい部品加工を提案しています。