銀めっき(Agめっき)・銀フープめっき・プレス&銀めっき

ファインネクスでは、本製品の製造・販売を行っています。月産10,000本から数億本まで対応しています。

銀めっき(Agめっき)の特長

銀(Ag)様々な実用金属の中で、最も導電性と熱伝導性に優れており、同じく導電性が優れている金(Au)や熱伝導率が優れている銅(Cu)を凌駕する性質を持っています。
市場流通価格についても金(Au)より銀(Ag)の方が安価となっております。(2020年10月現在 弊社調べ)

銀めっき(Agめっき)としては上記に挙げた、最良の導電性や熱伝導性の他、良好な半田付け性といった特性を生かして、主にコネクターピンやリードフレーム、各電子機器半導体に使用されております。
コスト面からも、金めっき(Auめっき)より銀めっき(Agめっき)の方が安価に抑えられ、コストパフォーマンスに優れております。

半面、銀めっき(Agめっき)は硫化による変色の恐れがあり、変色に耐性のある金めっき(Auめっき)との使い分けが必要となります。

弊社ではフープめっき方式での全面銀めっき(Agめっき)、部分銀めっき(Agめっき)が可能です。

銀めっき(Agめっき)・銀フープめっき

銀めっき技術のご紹介

当社ではフープめっき方式により、プレス加工された複雑な製品形状に対して銀めっき処理を行うことができます。

銀めっき仕様用途

民生品~車載品の半導体、コネクタなど電子部品全般

当社設備の工程と対応可能製品

・フープめっき方式(リールto リール)

帯形状の製品に対して連続的にめっきを行います。

弊社ではフープめっき方式での全面銀めっき(Agめっき)、部分銀めっき(Agめっき)が可能です。 バラ方式からフープ方式に変えることで、コストダウンや品質を安定させられる可能性がありますのでご相談ください。

銀(Ag)フープめっき

フープめっきとは、対象の帯状製品をリールに巻き、めっきを行った後に、対するリールに巻き取る方式です。
この方式は対象となる製品へのめっきを連続的に行える為、品質の安定性に優れております。
また、同ラインでリールへの巻き取りも行える為、高水準の生産性を実現します。

銀(Ag)フープめっき 工程図
銀(Ag)フープめっき 工程図

弊社では、独自のめっき設備を用いて全面銀(Ag)フープめっき及び部分銀(Ag)フープめっきの施工が可能です。
また、必要に応じて下地めっき無し(銀めっき直付け)や下地有り、後処理(防錆処理等)など、仕様についてもご要望に応じて対応致しますので、ご相談下さい。

フープめっき施工可能寸法

以下画像をご参照下さい。
また、寸法はイメージとなります。
正確な施工可否についてはご相談ください。

銀めっき(Agめっき)・銀フープめっき

 

※製品形状はイメージとなります。

コネクタ用端子を、打ち抜き加工、曲げ加工などのプレス加工により製作します。

金型も内製、外注の両方にてご提案できます。

表面処理については、コネクタとしての「接触性」や「はんだ濡れ性を向上」させるための表面処理技術や、 コストメリットを出すための部分めっき技術なども、ご要望に応じて対応します。

めっき工程では、品質を監視するための画像検査装置や分析・解析設備の導入により、超微細製品の各種 ご要求にも対応できる体制を確立しています。

  • 全面めっき、部分めっきどちらでも対応可能です。搬送速度などは製品形状によって異なります。
  • ※仕様、材質等におきましては、ご相談にて対応させていただきます。
 

評価センターのご紹介

分析力、解析力を向上させ、安定した品質の技術試作を進めます。 量産品の品質評価にも活用し、科学的に迅速に解決策を導き出します。

【主な解析装置】

エネルギー分散型蛍光X線膜厚測定装置(XRF)

高周波誘導プラズマ発光分析装置(ICP-AES)

走査型電子顕微鏡(SEM)

断面資料作成装置(CP)

エネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)

フーリエ変換赤外分校光度計(FT-IR)

画像寸法測定機(LM)

評価センター

詳しくはファインネクスまでお問い合わせ下さい。