
■参考規格
配列ピッチ 2.54
■材質
リン青銅、その他ご相談
■表面処理
部分金、片側Snリフロー、全面Snめっき
■主な用途
車載用コネクタ部品、民生用コネクタ部品、リレー部品など
■製品の特長
角線バンドリア端子に、プレスフィット形状に加工し、機能を持たせた製品です。お客様のご要望にマッチしたプレスフィット形状に製作します。
端子をバンド(キャリア)に直に植付け、リール巻きにて納入いたします。
また、バンドリアの特徴として下記の4つの利点があります。
① 端子自体の挿入方向を一定にすることができます。
② 裸線・先めっき線のバンドリア加工はもちろん、バンドリア後の後めっきも可能なため、部分めっきにて表面処理工程の材料費を抑えることもできます。Au部分めっき等のご提案も可能です。
③ プレス端子と比較して、初期の金型コストが大幅に削減できます。
④ 端子の4面にめっきを付けられます。
■Q&Aコーナー(バンドリア端子・バンドリアピン)
Q:圧造(鍛造)でどのような形状までバンド対応可能ですか?
A:各種形状での対応が可能です。詳細は、角線・平角線、プレスフィットの各コーナーにて適応形状をご提案中です。是非ご確認下さい。
Q:めっき対応は可能ですか?
A:先めっき線(Snリフロー)仕様、後めっき(Au部分めっき&Sn部分めっき)仕様でのご提案が可能です。
Q:可能な端子ピン線径、長さ、ピッチはどれくらいですか?
A:線径は□0.64mm、1.5×0.64mmを中心に、色々な長さに調整で対応可能です。
Q:数量はどれくらい生産できますか?
A:試作1万本~量産では数万本/月でも対応可能です。
Q:どのようなコストメリットがありますか?
A:線材圧造品はプレス品と比較して材料屑が出ない、ハウジングに圧入する際に数本まとめて同時に圧入でき、タクトアップができるという利点があります。
Q:バリ、ダレの発生はしますか?
A:線材の為端子の側面にバリやダレは出ません。先端のテーパ部のバリ、ダレの発生を極力抑えた加工実績で信頼を頂いております。
Q:プレス部品からの切り替えを検討したいが、プレスピンと比較して精度どれくらいですか?また、プレスピンと比較して金型費は安い?プレスピンと同等の形状は可能ですか?
A:精度はプレス品に劣りません。金型費は圧倒的に安く金型費が全くかからない場合もあります。詳しくは「条材プレス加工と線材圧造ヘッダー加工の比較のページ」にてご確認下さい。
Q:梱包仕様について
A:プラリールや一部輸出用などではダンボールリールでの出荷対応となります。
Q:コネクタ・スイッチ等までの一貫生産対応提案等も可能ですか?
A:バンドリア端子・バンドリアピンより組立てまでの一貫生産も対応可能です。
■プレスフィットバンドリア端子・バンドリアピン適応形状
端子をバンド(キャリア)に直に値付けバンドリアピンにする
イメージ動画(下記)をご覧ください