二次電池用電極端子 正極端子/負極端子

車載用や民生用などの二次電池(ニッケル水素電池とリチウムイオン電池など)の正極・負極(カソード/アノード)の電極に使用されます。
また、車載用のリチウムイオン二次電池や、キャパシタ(コンデンサ)集電板・集電端子の圧造加工・プレス加工品の対応もしております。
現在の車載用二次電池端子の量産実績より、全固体電池用の端子におきましても検討をさせて頂きます。端子の採用をご検討されておられましたら、お問い合わせください。

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参考規格アルミ端子
軸径 φ3.0~φ10.0、頭径 φ4.0~φ20.0
銅端子
軸径 φ3.0~φ10.0、頭径 φ4.0~φ15.0

主な用途

車載用二次電池 全固体電池用 正極(電極)端子/負極(電極)端子

当社の製品は、HEV(ハイブリッド自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、BEV(電気自動車)などの次世代自動車に搭載される二次電池(リチウムイオン電池等)の正極、負極の電極端子に採用されています。
次世代電池用の端子にもご要望ありましたら、お問い合わせください。集電板・集電端子は、自動車の加速時のパワーアシスト、エネルギー回生、エンジン始動などの用途として使われているキャパシター(コンデンサー)にも採用されております。
近年の「CASE」に対応した自動車の高性能化と低燃費化による、部品の更なる小型化・軽量化に伴い、新しく集電板・集電端子をご検討される際は、ぜひお問い合せ下さい。

圧造加工による車載用二次電池端子の特長

車載用リチウムイオン二次電池の電極には正極、負極があり、それぞれアルミと銅が端子部に使用されています。ファインネクスではアルミと銅の金属線材(丸線)から圧造加工により、電池用正極端子、負極端子を製造致します。金属線材を使用した圧造加工は、材料ロスがほぼ発生せず、地球環境に優しい、材料コスト的にも有利な製法になります。加工された電池用電極端子は電池筐体とかしめて使用されます

ファインネクスの二次電池端子の強み

長年の圧造加工の経験・技術の蓄積と、車載用リチウムイオン電池メーカー様への実績

圧造加工50年以上の経験と、それに伴うノウハウや技術の蓄積を基に、圧造業界のトップクラスのメーカーとして、お客様ご要望の仕様に対して、材料選定から加工条件まで最適なご提案をします。
当社の二次電池端子は、リチウムイオン電池(バッテリー)メーカー様へ提供させて頂いており、表面状態が大変きれいに仕上がっているとご好評と信頼を得ています。

ファインネクスのバリレス加工

車載用二次電池の品質にとって、バリやコンタミは重要な課題です。当社独自の圧造技術により、金型設計や工程設計を駆使し、製造工程でのバリの低減化を実現します。仕上がりのきれいな車載用二次電池の電極端子をご提供いたします。
また、圧造加工で材料を切断する際は、刃先の形状、加工条件、金型寸法を調整し、最適な切断面を実現します。

豊富な圧造加工機

圧造フォーマー加工機(2D3B、4D5B)を多数保有しております。加工形状や線径によって最適な加工機を選定致します。

自動化されたクリーンな製造ライン

当社では、ご要望に応じて加工機、洗浄機、画像検査装置までをインラインで自動化する事もご提案可能です。自動化することにより、人手を極力省くことで作業ミスを無くし、製造原価を低減させ、自工程完結型の製造ラインを構築できます。
また、画像検査装置においては、当社の設計にてご要望の測定ポイントに対応する事が可能です。コンタミに最新の注意を払い、環境整備の行き届いた製造フロアで生産することにより、車載品質を確保しています。

※規格(線径、長さ、めっき)、材質等におきましては、別途ご相談にて対応させていただきます。

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