銅インレイ

ファインネクスでは、本製品の製造・販売を行っています。
月産10,000本から数億本まで対応しています。

製品の特長

銅インレイ基板 外観
銅インレイ基板 断面図
銅インレイ基板 断面図

近年電子機器の高機能・高性能化による部品の小型化等、プリント基板に搭載される部品の発熱が増大しており、この発熱部品の熱を基板直下のヒートシンクへと効率的に逃がす為、プリント基板内に銅インレイを埋め込んだ基板、いわゆる銅インレイ基板に使用されています。

この銅インレイを使用した銅インレイ基板は、電子部品の性能維持や長寿命化を担う熱対策として、近年注目を集めています。

弊社冷間鍛造(ヘッダー加工)によって製作された銅インレイは、プレス加工の銅インレイと比べ、抜き加工によるバリやダレ等が出にくく、部品上下の方向性が殆ど無い為、銅インレイを銅インレイ基板に組付けする際、自動機での取り扱いが容易になります。

加えて弊社冷間鍛造(ヘッダー加工)では線材を叩く・潰す等といった塑性加工により製品加工を行うことにより、プレス加工での抜き屑や切削加工での削り屑等と比べ、材料ロスが発生しない為、銅インレイのコストダウンを実現できます。

自社製の治工具・自動機を使用して製品加工を行うことにより、非常に精度の高い公差での銅インレイ加工が可能です。また、プレス加工と比べ、初期治工具・金型費用も非常に安価となる為、初期費用の観点からも銅インレイのコストダウンを実現することが可能です。

加えて、SnやAu等のめっき加工や、マウンターで使用する為のテーピング梱包等、お客様のニーズに沿った対応も可能です。試作から量産までの一貫対応として、当社では下記参考規格以外にも様々なサイズ・形状での加工対応を行っておりますので、是非ご用命頂けましたら幸いです。

冷間鍛造とは?

参考規格

線径/φ2~6mm 全長/1~3mm

形状

円柱

主な用途

銅インレイ基板搭載部品の放熱

当社では、銅インレイ他様々な放熱部品の製造を行っております。

ブロック端子(放熱端子、ブロックピン)

ヒートシンク用放熱ピン・放熱端子

材質

C1020等の銅材

  • 銅インレイ

よくあるご質問(Q&A)

Q:銅インレイでの角形上での加工は可能ですか?
A:サイズによって対応可能形状が異なりますので、 別途お問い合わせください。

Q:ブロック端子のテーピング梱包は可能ですか?
A:エンボス梱包による出荷対応は可能です。

Q:銅インレイでの基盤への埋め込み実装方法での提案は可能ですか?
A:弊社では基板埋め込みの対応は行っておりませんので、 実装方法についてはお客様にてご検討をお願い致します。

  • ※規格(線径、長さ、めっき)、材質等におきましては、別途ご相談にて対応させていただきます。

この製品は、冷間鍛造にて加工されます。冷間鍛造はプレス加工より金型費を低く抑えることができ、切削加工より加工単価を低く抑え大量生産が得意など、多くのメリットがあります。

詳しくはファインネクスまでお問い合わせ下さい。